臨月 その2
胎児の推定体重が3000gを越えました。
こうなってくると、いつ生まれてもおかしくない状態であるため「いつ生まれるのか」に興味が移ってきます。ドキドキ…。
「陣痛の始まった時間帯」を検索してみると、夜中~明け方にかけてが多いようです。確かに「夜に病院に行って…」という話はよくきく気がしますが。
前回同様、他の動物の研究も調べてみますと、分娩の時刻というのは
・体温
・光周性(昼の長さと夜の長さ)
と関わりがあるようです。
犬の分娩前兆候で挙げた「分娩前に体温が下がる」傾向は、多くの哺乳動物にみられるようです。
これを利用して、家畜牛で「昼間、人手が多い時間に分娩をさせたい→夜間の体温を上げるため、夜に餌を食べさせるようにした→昼間に分娩する牛が増えた」との実験結果が出ているそうです。酪農家さんたちのコメントを拝見すると「食べてすぐお産するのは辛いから」というご意見もありますが…。
また、光周性については、ラットを用いた研究で「照明を使用して途中で昼夜のリズムを逆転させた」場合でも、明るい時に分娩するラットが優位に多かったそうです。
結局のところ、人間の場合は陣痛~分娩まで時間がかかるため、予測やコントロールなんて難しいだろうなぁというのが感想です。
私に出来るのは、規則正しく食事をして、朝になったらちゃんと太陽の光を浴びてというくらいでしょうか。
あとはひさびさに基礎体温測るようにしてみよう、と思います。