2016 1/20
今日は朝から検診の予定があったため、いつも遅起きの夫を起こす役だった。
起きて、と私が言って、夫が起きる瞬間。予想していた「おはよう」や「うん」ではなく、夫が「みー…」と鳴きながら起きたので、私は猫と結婚したのだろうかと訝った。
積雪5センチほどの雪道を、夫と二人でざくざくと音をたて歩く。普段はあまり気にとめない日当たりの差を感じることになるアイスバーンの道、誰にも踏まれていないふわふわの道、屋根の下で全く積もっていない道。それらを眺めながら、ゆっくり歩く。
店が建ち並ぶエリアに来ると、そのお店のサービス精神が「雪かきのされ具合」に表れていた。うちの近所では、個人のクリニックとモスバーガーの前が抜群にキレイだった。
「この辺の段差は危ないから、しっかりやっとこう」「こちらはどうですか」「あっ、(患者さんが)来た来た」などと、声をかけ合って雪かきをする様子に気持ちの良さを感じつつ、無事病院まで着くことができた。
心穏やかになる、雪の朝だった。