私のポケットはいつもいっぱい

何故だかいつもいっぱいいっぱいになってしまう、そんな主婦の日記帳です

臨月 その2

胎児の推定体重が3000gを越えました。

こうなってくると、いつ生まれてもおかしくない状態であるため「いつ生まれるのか」に興味が移ってきます。ドキドキ…。

「陣痛の始まった時間帯」を検索してみると、夜中~明け方にかけてが多いようです。確かに「夜に病院に行って…」という話はよくきく気がしますが。

前回同様、他の動物の研究も調べてみますと、分娩の時刻というのは

・体温
・光周性(昼の長さと夜の長さ)

と関わりがあるようです。

犬の分娩前兆候で挙げた「分娩前に体温が下がる」傾向は、多くの哺乳動物にみられるようです。

これを利用して、家畜牛で「昼間、人手が多い時間に分娩をさせたい→夜間の体温を上げるため、夜に餌を食べさせるようにした→昼間に分娩する牛が増えた」との実験結果が出ているそうです。酪農家さんたちのコメントを拝見すると「食べてすぐお産するのは辛いから」というご意見もありますが…。

また、光周性については、ラットを用いた研究で「照明を使用して途中で昼夜のリズムを逆転させた」場合でも、明るい時に分娩するラットが優位に多かったそうです。

結局のところ、人間の場合は陣痛~分娩まで時間がかかるため、予測やコントロールなんて難しいだろうなぁというのが感想です。

私に出来るのは、規則正しく食事をして、朝になったらちゃんと太陽の光を浴びてというくらいでしょうか。

あとはひさびさに基礎体温測るようにしてみよう、と思います。

臨月

気がつけば、臨月です。

昨年の秋、妊娠。ところが初期は切迫流産になり、初めて仕事を1ヶ月以上お休みしました。

安定期に入ると毎晩遅くまで働き、帰宅すると死んだように眠る日々。健診でお腹が張りやすいことを指摘されましたが、のらりくらりとごまかしながら入院準備や仕事の引き継ぎをすすめました。そして、8ヶ月あまりが過ぎ、現在臨月になります。

初期悪阻の頃より、自分と赤ちゃんが生きることが思考のメインとなり「まるで獣になったようだ」と思っていました。さらに妊娠後期~臨月にかけては生理的、物理的に変化が激しく、一段とケモノじみてくる今日この頃です。

妊娠後期は以下のような不調が出やすいのですが

妊娠中毒症-
・妊娠糖尿病-
・高血圧-
・貧血-
・お腹の張り+-

お腹に内蔵が圧迫されることによる
・胃酸の逆流+
・動悸息切れ+
・頻尿+

私は幸い、後半の4つくらいしか症状が出ていません。

特に夜が問題で、就寝時の姿勢調整や体位変換、頻回なトイレのためゆっくり寝ていられません。

安産のためのヒントを得ようと、哺乳動物の分娩について検索してみましたが「猿は分娩が近づくと、夜眠らずに立って歩いたり、横向きに寝たりを繰り返す」
よく安産のシンボルと言われる犬は「巣を綺麗にする、落ち着きがなくウロウロするようになる、呼吸が激しくなる、体温が下がる、食べる量が減る、排泄が活発になる」という記事がヒットし…。

もう、落ち着きなくウロウロするしかないんだなと諦めがつく感じです。

「人間だけが難産」などと言われますが、本当にそうなのかといぶかしむ気持ちも出てきます。犬にとっての30分と人間の1日を単純に比べるのもどうかと思うし、意思表示してないから痛みを感じてないわけではないだろうし。

もし出産前後の脳画像(fMRI)と通常時のものを比べてみると、苦しみや痛みの分野が活性化されているのではないかなあと妄想してみたり。

そんなことに思いをはせつつ、今日は38週健診。ファァァァー!!!

2016 2/12

今日はめずらしく、早めに仕事が終わった。

だが、仕事は終わっても私の頭はフル稼働だ。明日渡してもらわなければならない職場のバレンタインチョコのこと、今日届いているかもしれない荷物のこと、最近の胃腸の不調を改善するため買いに行かなければならないオリゴ糖のこと。

頭が痛くなっても考えずにいられない。忙しくしていないと不安なんだな。

明日はお休み。不安に耐えてぼーっとしよう。